映像特集:インド「無差別殺人―国境警備隊による人権侵害」2010/12/15 13:01



こんにちは、インターンの湯村です。
HRWが作成した映像をお届する「映像特集」。今回は、インドのフォトエッセイです。
経済発展が著しいインド。今後世界をリードしていく国の一つになると注目を浴びています。しかし、インドも、少数民族、女性、子どもなどの人権問題を抱えています。今回のフォトエッセイは、その中でも、治安部隊による暴力について取り上げたものです。

フォトエッセイはこちらからどうぞ。
国境近くに住む人々の様子がリアルに写し出されています。

以下、フォトエッセイへのイントロダクションです。
この10年以上、何百人ものバングラデッシュ人とインド人がインド国境警備隊(Border Security Force:BSF)によって殺害されました。多くの告訴にもかかわらず、BSF隊員は一人も逮捕されていません。文民法廷で裁かれた人もほとんどいません。インド西ベンガル州とバングラデッシュの2000㎞の穴だらけの国境は、農家と土地のない貧しい農民たちで人口が密集しています。拷問、殺傷力の高い武器の無差別使用など、BSFとバングラデッシュ国境警備隊(Bangladesh Rifles)による人権侵害は日常的です。 Photographs by Prashant Panjiar.

インドに関する日本語のHRW資料はこちら
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