写真展「ビルマからの声」 5/12~ by 大学生インターン ― 2010/05/10 01:52
ヒューマン・ライツ・ウォッチ(HRW)東京事務所の土井です。
□■写真展:ビルマ(ミャンマー)からの声■□
(5月12日~26日) のお知らせです。
大学生のHRW現インターンやOB/OGたち
(主に、慶応大学の学生と明治大学の学生です)が
ビルマ人グループ(AAPPB、ABFSU-FAC)と協力して
ビルマの写真展を開催する準備を進めております。
ヒューマン・ライツ・ウォッチが昨年から行なっている
キャンペーン ビルマ「2010年までに2100人」
の一貫として開催されるこの写真展。
大学生たちが、ビルマ人たちと一緒に準備に
奮闘している様子には、私たちも元気付けられます。
皆様におかれましても、ぜひおでかけください。
<写真展のお知らせ>
□■写真展:ビルマ(ミャンマー)からの声■□
今年秋、ビルマ/ミャンマーで20年ぶりの総選挙が予定され、
軍事政権下のビルマの行方が注目されています。
どのような国か、どのような人々が暮らしているか。
人々の生活、文化、難民、強制労働、強制移住、政治囚などに
焦点をあて、厳しい人権状況の中でも力強く生きる人々の姿を
、写真を通してお伝えします。
■第1部 @明治大学■
日時:5月12日(水)~18日(火) 8:30~21:00
(会期中無休、12日のみ12:00~)
場所:明治大学 駿河台校舎 アカデミーコモン1階 エント
ランスホール(入口左手)
〒101-8301 東京都千代田区神田駿河台1-1
地図:http://www.meiji.ac.jp/koho/campus_guide/suruga/access.html
JR中央線・総武線、東京メトロ丸ノ内線/御茶ノ水駅 徒歩3
分
東京メトロ千代田線/新御茶ノ水駅 徒歩5分
都営地下鉄三田線・新宿線、東京メトロ半蔵門線/神保町駅
徒歩5分
主催:国際NGOヒューマン・ライツ・ウォッチ東京オフィス・
インターン
■第2部 @慶應大学■
日時:5月20日(木)~26日(水) 8:30~21:00
(会期中無休、26日は12:00まで)
場所:慶應義塾大学 日吉キャンパス 第四校舎独立館1階
〒223-8521 神奈川県横浜市港北区日吉4-1-1
地図:http://www.keio.ac.jp/ja/access/hiyoshi.html
東急東横線、東急目黒線、横浜市営地下鉄グリーンライン
/日吉駅下車、徒歩1分
主催:観光事業研究会
協力:国際NGOヒューマン・ライツ・ウォッチ
AAPPB (ASSISTANCE ASSOCIATION FOR POLITICAL
PRISONERS-BURMA)
ABFSU-FAC (ALL
UNIONS-FOREIGN
AFFAIRS COMMITTEE)
入場料:無料
お問い合わせ:hrwtokyo_i@yahoo.co.jp
ヒューマン・ライツ・ウォッチ03-5282-5160
資源大陸アフリカ・コンゴ --- 忘れられた世界最悪の紛争 ― 2010/05/10 15:05
こちらの写真。
たくさんの子どもたちの棺。アフリカのコンゴ民主共和国の東部です。資源大国コンゴ。
しかし、過去100年にわたり、貪欲な国際社会による搾取が続いています。
地元のひとたちは、裨益していないのです。
それどころか、第二次世界大戦以降、世界最悪の500万人以上の死者数を生み出し、今も、殺戮やレイプが続いています。
国連UNHCR職員として過去10年刊に4回アフリカ・コンゴに赴任された米川正子さん(当時の記事 )が、今月、待望のコンゴについての単行本を出版されます。日本語でコンゴについてしっかりとかかれた著書はほとんどないだけに、とても貴重です。
世界最悪の紛争「コンゴ」 ;単行本(ソフトカバー)
私も、早速予約。印税の一部は、コンゴ東部の人権問題を日本国内でもしっかり知らせていきたいという米川さんのお気持ちにより、私たちヒューマン・ライツ・ウォッチ東京事務所にご寄付いただけることとなっております。みなさまも、ぜひお手にとってください。
また、私がキャスターをつとめている朝日ニュースター「ニュースの深層」でも、近々、コンゴを取り上げたいと思っております。
HRWのコンゴ情報は、 日本語(ただ、翻訳できているのは英語の情報の一部です・・・) でもご覧いただけます。
ただ、この限られた日本語情報のなかでも、たとえば、最近の報告書のプレスリリース「国連:コンゴ東部で大量の虐殺や強姦 止めるための行動を 」など、読んでいるだけでもなぜ人間がこんなに残虐になれるのか、本当につらいです。 このプレスリリースは、読んだひとから本当に大きな反響をいただきました。まだの方ぜひご覧くださいませ。