世界銀行で「法の支配」を主流化させたタン弁護士(世銀の元副総裁兼最高顧問)2010/03/05 15:17

ヒューマン・ライツ・ウォッチ(www.hrw.org/ja )には、各地域やイシューについての専門家からなる「アドバイザリーボード」があります。ご意見番みたいな方々とでもいいましょうか。

3月25日(水)、ヒューマン・ライツ・ウォッチのアジアアドバイザリーボードのメンバーであり、元世界銀行副総裁兼法律顧問のコー・ヤン・タン(Ko-Yung-Tung)さんが日本弁護士連合会主催のセミナーでご講演されます。

コー・ヤン・タンさんは、世銀の副総裁兼最高顧問として発展途上国におけるグット・ガバナンスや法の支配の推進及び汚職撲滅等、中心的役割を果たされました。

国際支援に人権保護が不可欠である点についても、多くのお話をいただけると存じます!

どなたでもご参加いただけるとのことですので、ご多忙中とは存じますが、皆様のご参加を賜れましたら幸いです。(私=土井も参加します!)  

ちなみにタン弁護士、日本で育った方なので日本語流暢です・・・         

スピーカー/パネリスト:
●コー・ヤン・タン(Ko-Yung-Tung)氏  元世界銀行副総裁兼法律顧問、ヒューマン・ライツ・ウォッチのアジアアドバイザリーボードメンバー

北京生まれ、日本育ちで70年にハーバード大学物理学学士を取得、73年に同大学ロースクールにてJ.D.を取得。99年から03年にかけ、世銀副総裁、兼最高法律顧問。現在、モリソン・フォスターNY事務所シニアカウンセラー、エール大学ロースクール講師を務める。トランスペランシー・インターナショナルUSA、ローマのインターナショナル・ロー・オーガニゼーション、ボストン大学ロー・スクールの銀行/金融法のモリン・センター、ロンドン大学の国際経済法および開発に関するロンドン・フォーラム、 米中教育基金等における役員も兼任する。

●松尾 弘  慶應義塾大学大学院 法務研究科(法科大学院)教授

85年慶應義塾大学法学部卒業、90年一橋大学大学院法学研究科博士後期課程単位取得退学。横浜市立大学商学部助教授、横浜国立大学大学院国際社会科学研究科教授を経て、現在慶應義塾大学法科大学院教授。

日時:2010年3月25日(木)午後6時00分―8時00分(参加費無料)
場所:弁護士会館2階 クレオ
千代田区霞ヶ関1-1-3 、地下鉄丸の内線・日比谷線・千代田線「霞ヶ関駅」B1出口直結
会場地図 http://www.nichibenren.or.jp/ja/direction/ 
お申し込みはこちらから: http://www.nichibenren.or.jp/ja/event/100325.html
(締め切り3月19日)

詳しくは、日弁連ホームページをご覧下さい(http://www.nichibenren.or.jp/ja/event/100325.html